㉘男を作って家を出て行った挙句「家族を壊したのはお前だ」と息子を責め立てる母

妹たちと暮らし始めて1ヶ月。

2人ともマイペースで家事を手伝わないのは相変わらずだが、そんな生活にも慣れてきた頃、いつも通り妹たちが帰ってくる前に夕食づくりをしていると突然インターホンが鳴った。

モニターを見るとそこには鬼の形相でモニターを睨む母が映っていた。

会いたくもないので無視すると母は玄関前で私の名前を叫び、今すぐドアを開けろと喚き散らし始めたのでさすがに近所迷惑だと思い、チェーンを掛けて玄関ドアを少し開けて母と会話をした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

母を無視してリビングに戻り夕飯づくりを再開したが、母は喚くのを止めず次第に怒鳴り声を上げ始めた。

怒鳴り声は部屋まで響くほどだったので間違いなく、隣の部屋にも聞こえていただろう。さすがに無視できないと諦めて鍵を開けた瞬間に母は玄関ドアをこじ開けて当然のようにズカズカとリビングまで上がり込んできた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

怒鳴っても出て行かない母の腕を掴んで無理やり玄関の外へ追い出し鍵を掛けた。もう母親は喚くこともなくなり、課長の部屋へ戻ったようだった

母は自分が悪いとは微塵も思っておらず、むしろ私が家族を壊したと思っており「今まであんたを育ててきた」と子供が親に絶対に言い返せない言葉を使って責め立てられた

 

 

母に言われた言葉が頭から離れず、ただ呆然とするしかなかった。

 

 

次回は「結婚もしていないのに課長の両親が残した遺産を狙う母からの嫌がらせ」を来週金曜日に更新します。